2014年8月28日木曜日

R is for remembrance



日曜日に「ただようまなびや」へ参加してきました。
受講したのは2コマ。ひとつは柴田先生が講師で、W.H.Daviesの古典的な英詩を翻訳して歌にあうかたちにするというもの。もうひとつは大友良英さんとSSWの浜田真理子さんと1コマめの翻訳に実際にメロディをつけるというのをやってきました。

全然英語得意じゃないけど、柴田先生に添削してもらったり、意見を述べると「じゃあこれはどうかな?」ときちんと向き合ってもらえて驚きひとりひとりの宿題を紹介していったので最後時間がなくなってきてあと2分でどうする、って展開だったけど、そこは長年培った教師経験でねじ込みながらやりきるところもすごかったです。英文を訳すときには語順に気を付けないといけない、それを「小さな親切余計なお世話」と言ってたけど、本文では後半にでてくる言葉を日本語の関係で先に出すのはよくない、というのは翻訳教室でも、今回のWSでも話されてました。でも今回詩を訳す授業で思ったことは詩はもっとリズムとかトーンとか自由なのかな、というものでした。物語と基本の内容はあるけど、どの語を強調するかとか、どの視線で切り取るかとか、もっと映像の編集に近いような感じがしました。
曲つくりは大友さんがすらすらコードつけてって浜田さんがきれいな声で歌ってくれました。欲を言えば、わたしはあの詩はそこまでやりすぎないバランスがよかったかな。
ロングホームルームで各講師が自分のクラスの振替りをしてくれたのですが、吉増剛造先生の気持ちよさそうに話すのがとても印象的でした。すごく気持ちよさそうに指揮するコンダクターみたいだった。

帰り際、柴田先生にサインをもらって、友達になったひとたちとバイバイをしてから「さて」と帰りにに寄ったレストランで、フラミンゴが生息する庭を鑑賞しながらシーフードを食べました。